DA6 インテグラ 実験車両1号

今頃MD導入

2004年の今頃になってようやくMDを導入した。というのもテープの音質の良さに未練が有ってなかなか踏み切れないでいたのだ。

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は?テープ??
と思ったあなた。そう、アナタのことです。確かにテープの一般的な評価としては「音が悪い」ですよね。私もそう思っていたのですが、アジマス調整のできるカセットデッキの場合は全くもって評価が逆転する。バッチリ決まってしまうとCDのガリガリした音が嫌になってしまうくらい何とも優しい音がするのです。

それだけの音が出る位だと録音側もそれなりのレベルの機材が要求される。毎回毎回父のステレオを使わせて頂くのも申し訳ないし・・・そんな事が有ってのMD導入になったのだが、意外な発見をしたという話。
下にあるのが今まで付いていたナカミチ・TD-500。左下のツマミがアジマス調整用。これが有ると無いとで大違い。
そして今回導入したナカミチ・MD-45Z。軟弱者!と言わないで下さい^^。
このMD-45Zのアンプ用出力はフロント用、リア用、フェーダーの影響を受けないサブウーハー用がある。とりあえず音出しに、とリア用に繋いだ。リヤ用とサブウーハー用は本体からハーネスが出ているのだが、フロント用は直接本体にピンジャックを差すタイプとなっている。そこで、「ハーネスが無い分、音が良くなったりして・・・」などと考えて軽い気持ちでフロント用に繋いだところ、ヴォーカルの厚みが増したではないか!!。気のせいでしょ、と思ってリア用に繋ぐと、やっぱり厚みが足りなくなっている。

「たったあれだけのハーネスで?」と思うだろうが、実際に作業した私の方が不思議なくらいだ。ハーネス・・・今まであまり考えたことは無かったけれど、なかなか無視できない存在のようだ。

CDと比べてみると・・・どっちがどっちだか分かりません。嬉しいんだか、悲しいんだか。「MDの圧縮された音なんて・・・」という評価が有る様ですが、理屈ウンヌンでは無く実際に聞き比べてみた皆様、正直、どう思います?