DA6 インテグラ 実験車両1号

e-manage(取付編)

1号車にはSPOONのECUが付いている。これはこれで悪くない(と思う)のだが、せっかくだから自分でセッティングを取ってみたいと思うようになってきた。ROMチューンは夢のまた夢なので除外^^。有名どころといえばHKSのF-CON V Pro、A'PEXiのパワーFC、TRUSTのe-manageあたりだろうか。

他にもフリーダムやTOMEIのレイテックなんてのも有るが、フルコンの困った所は車種別専用って事。AE86を3S-GTE用のパワーFCで制御・・・なんて裏技を使う気は毛頭無い。おまけにF-CON V Proなんて指一本手出しができず、まるでHKSパワーライター店専用・一般ユーザー立入禁止状態。少しでもセッティング変えたら、その都度ショップに行けっての?「手っ取り早く自由に」制御できないものか?という判断基準からするとやっぱりこの様な結果になる。

で、取付。説明書にはDA6が載ってないのでディーラーから配線図をFAXで頂いたんですが、

シャシ整備編の配線図なんですね。。。

分からない訳じゃないけど、配線の色が書いて無いじゃんよー。で、今度は「配線図集の配線図を送って下さい」とお願いすると

縮小コピーかけて送ってくるし。。。

文字が潰れて読み難いじゃんよー。気を取り直して作業に取り掛かると

ギボシのオスとメスが逆だし。。。

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(--;
ドイツもコイツも・・・
他にもいろいろ有りましたが、現在はマトモに動いております(あたりまえだっつーの)。
SPOONマークの上にあるこの黄色い配線。本来はメスギボシなんです。こんな事も有るものなんだねー。
中身はこんな風になっている。左側のロータリースイッチや基板上のジャンパーピンの設定で様々な車種に対応させる。中古で購入した際には要注意!
1号車は4気筒・デスビ車なので点火ハーネスがあれば余った配線でインジェクターも制御可能。故にこの様な変則的な取付もできる。6気筒・ダイレクト点火なんていったら・・・右側のカプラーはビッシリ埋まってしまう。
助手席の眺め。e-manage本体の小さいこと。
1 2 3 4 - 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15 16 17
ピン番号 信号
2 バッテリー(+)
3 バッテリー(+)
5 インジェクター No.4
6 インジェクター No.3
7 インジェクター No.2
8 インジェクター No.1
14 スプールコントロールSOL.V
16 アース
17 アース
縮小コピーから読み取ったカプラー信号線を以下に示す。17ピンが421番カプラー、20ピンが422、16ピンが423となる。ピン番号はECU側から見た場合。
421カプラー
422カプラー
ピン番号 信号
2 イグナイター
3 イグナイター
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
423カプラー
ピン番号 信号
1 吸気圧力センサー
2 スロットル開度センサー
3 吸気圧力センサー
5 スロットル開度センサー
10 吸気圧力センサー
1 2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15 16
2番と3番は並列つなぎとなっており、どちらから取ってもOK。16番・17番のアースも同様。実はアース線は他にも出ている。電源管理に対する気づかいが見て取れる。14番はトラストで言う「VTEC信号」に相当する。
なぜかこちらも並列つなぎ。回転信号に相当。
吸気圧力センサーは3本出ている。それぞれにテスターを当てると5V(電源)、0V(アース)、エンジン負荷に応じて変動するところ、があった。つまり変動するところに結線する訳で、これがエアフロ信号となる。どれがどれだったか忘れた^^。
スロットル開度センサーも同様。こちらは5番。

助手席はPCの指定席かよ!ってツッコミを入れた人、放課後体育館裏集合